近代史の天皇から現代史の天皇へ
全国巡幸の総括のようになるのだが、この試みは近代史が現代史に移行していく象徴的な意味を持った。近代史の最終段階(それはとりも直さず太平洋戦争の段階を指すのだが)では、現人神の段階にまで高められるのだが、戦争そのものへの自信もなく、ただ戦い続ける象徴にされていたことを物語るのであ…
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