奈良の老舗温泉旅館で脱衣所盗撮…50代女性の裸体を動画に撮った寝屋川市幹部職員の手口と素性
調べに対し、「盗撮したことに間違いありません」と容疑を認めている。
「17日午前8時に通報を受け、署員が現場に向かうと、仲西はまだ旅館にいた。『何でそんなところにおったんですか』と事情を聴いたら、盗撮を認め、スマホを確認すると、午後5時40分に撮影した動画が保存されていた。被害に遭った女性客に保存された動画を見てもらったところ、自分が撮られたものだと認めた。女性客は動画を確認するまで盗撮されたことに気づいておらず、当然のことながらカンカンでした」(捜査事情通)
仲西容疑者は1993年に寝屋川市に入庁。長年、市のまちづくり事業に関わり、2019年には「街づくり事業推進室」(当時)の室長兼課長として、市内唯一のJRの駅である学研都市線「寝屋川公園駅」の駅名改称プロジェクトに携わった。市の負担は1億2000万円で、475億円の経済効果をもたらしていると本人が研修会でアピールしていた。
「現在は次長兼課長として、建築基準法に基づく関連業務や都市計画法に基づく開発許可などを担当しています」(同市人事室)
本人のものとみられるSNSには奈良をはじめ、全国各地を旅している画像が多数アップされ友人が投稿した仲西の画像には「エロ西課長」という書き込みがあった。警察は他にも余罪があるとみて調べを進める。