巨人に善戦の広島 支えは12球団一の「猛練習」と「うまいメシ」

公開日: 更新日:

 善戦といえるのではないか。

 広島が16日のセのCSファイナルステージ第1戦で優勝チームの巨人相手に大接戦。二回に巨人村田の失策を呼び込み2点を先制。その後、逆転を許したものの、九回には一打逆転のチャンスをつくるなど、最後まで王者を追い詰めた。

 そもそも今回のCSは、圧倒的な戦力を誇る巨人が有利。広島は3位といっても借金3。この日のスタメン選手の年俸総額は約4億7000万円。巨人阿部が稼ぐ1人分(5億7000万円)にも満たない。

 今回のCSは多少の査定アップにはなるとはいえ、臨時ボーナスもないそうだ。そんな渋チン球団がファーストステージで格上の阪神に2連勝。巨人にも善戦している。

「ウチは練習は厳しいですが、メシはうまいです」

 3年前のこと。当時早大生だった斎藤佑樹(現日本ハム)の両親がプロ球団のスカウトと面談を行った。その際、両親から「練習が厳しいんじゃないですか?」と聞かれた広島のスカウトは、こう答えたそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…