社会人ナンバー1捕手が“逆指名” 巨人はドラフトも一人勝ち
ドラフトは2位以下の選手はウエーバー方式。昨年の日本一球団の巨人は、指名順が一番最後の12番目になる。小林側の希望通りになれば、巨人は2位で社会人ナンバーワン捕手を獲得できる。まさに渡りに船で、それだけでもドラフトは成功したようなものなのだ。
1位候補はJR東日本の吉田、東京ガスの石川、九州共立大の大瀬良ら、即戦力右腕を指名する方針だ。小林は広陵高時代、広島の野村とバッテリーを組んで3年夏の甲子園で準優勝。同志社大時代は「1位指名以外なら日本生命」と宣言して話題を呼んだ。巨人も原沢球団代表兼GMが都市対抗を直接視察するなどマークを続けていた。ドラフトでも人気の巨人。他球団の歯ぎしりが聞こえる。