「CL出場日本人最多」でもシャルケ内田は“代表サブ”降格危機
シャルケ(ドイツ)のDF内田篤人が、日本時間7日未明に行われたCLグループE組チェルシー戦に先発出場。日本人選手のCL出場最多出場記録を、20の大台に乗せた。
ところが、プレー内容も試合結果も散々だった。序盤から相対するFWシュールレのスピードに翻弄され、持ち味の攻撃参加も数えるほど。シュートにつながるクロスを入れたのは、前半5分に右サイドからグラウンダーのパスを送り、MFドラクスラーの左ポスト外の惜しいシュートをお膳立てしたシーンだけ。あとは不得手の守備に奔走するか、マイボールを横や後ろの味方に預けるのがやっと。攻守に精彩を欠き、0―3完封負けの“戦犯”のひとりとなった。
こうしたシャルケでのパフォーマンス低下は、「日本代表の内田」にとっても死活問題になってくる。
ザッケローニ日本代表監督は、<コンスタントにCLに出場している日本人選手は内田だけ。その得がたい経験をフィードバックして欲しい>が口癖。 つまり、CLにレギュラーとして出場し、そこそこのプレーをしているからこそ、内田は日本代表のレギュラーとしてプレーできているということ。今後もCLでふがいないプレーが続くと、代表での評価急落に直結し、代表サブ降格の可能性も十分にある。
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