DeNAを利用? 韓国タイヤメーカーが姜正浩“猛セールス”
「DeNAの選手がかすんで見えるよ」
ネット裏の某スコアラーがこう言って驚くのが、招待選手の姜正浩(カンジャンホ)(26=韓国ネクセン、右投げ右打ち)だ。
姜は2012年に3割、20本、20盗塁をマークすると、昨季も126試合で打率.291、22本塁打、96打点、15盗塁。韓国ナンバーワン遊撃手で、13年WBCでは代表メンバー入りも果たした。
4日のフリー打撃では、183センチ、82キロの体から鋭い打球を放つ一方、遊撃の守備では軽快なグラブさばきも見せた。先日は中畑監督が「体も態度もシュワルツェネッガーみたい。ウチでも5番を打てる」と絶賛。まんざらお世辞でもなさそうだ。
■日本での高額契約が約束されるか
順調にいけば、姜は来オフにFA権を取得。本人も「いずれは海外でプレーしたい気持ちはある」と話しているのだが、「今オフの日本移籍もある」とは韓国の球界関係者だ。
「昨年WBCで韓国代表は1次ラウンド敗退。姜は日本での認知度が低い。そこでネクセン関係者が高田GMに頼んでDeNAキャンプに参加させた。宜野湾で練習すれば12球団の編成担当が視察に来るし、マスコミにも取り上げられますからね。ただし、姜の在籍するチームはタイヤメーカーのネクセンが球団名を買っているだけ。実際に運営しているのはカネを集めている会社。高額な移籍金や姜自身の高額契約が約束されなければ、日本行きは認めないでしょう」