CL準決勝 ザックが羨むスペイン代表FW一騎打ち
欧州CL準決勝アトレチコ・マドリード(スペイン)─チェルシー(イングランド)戦の第1レグ(日本時間23日早朝開始)は「スペイン代表レギュラーFWの座をかけた戦い」でもあった。
地元AマドリードのFWジエゴ・コスタ(25)は昨夏、ブラジルから国籍変更して3月に代表デビュー。スペイン代表デルボスケ監督お気に入りの大型FWだ。チェルシーFWフェルナンド・トーレス(30)は19歳で代表入りして以来、106試合36得点と結果を残してきた。しかし、昨年6月のコンフェデ杯以後は代表から声が掛からなくなり、CLで健在ぶりをアピールしたいところ。
決定機はジエゴ・コスタの方が多かった。前半41分、右からのクロスを胸トラップから右足ダイレクトボレー。後半37分には、左後方からのパスを意図的に浮かし、跳び上がってオーバーヘッドキック! 終了間際にも強烈ヘディングシュートを放ったが、惜しくもGKにキャッチされた。
俊足トーレスは左右両サイドに開いてボールを受け、そこから鋭いドリブル突破からシュートを放つなど、積極果敢にゴールを狙っていった。