香川は大丈夫? 新監督と噂されるオランダ人指揮官の“悪評”
モイーズ監督を解任したマンチェスター・ユナイテッド。イングランドの新聞各紙が27日付の紙面で「オランダ代表のルイ・ファン・ハール監督がマンU監督の座を射止めた」と書き立てた。26日には、ファン・ハールの母国オランダの各メディアが「マンUと基本合意に達した」と報じ、W杯後からファン・ハールがマンUを指揮することが、今週中にも正式発表されるともちきりだ。
元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネビルが「スカイ・スポーツ」に「ファン・ハールで決まると思う」と語ったことや、同じくユナイテッドOBで元オランダ代表GKのファン・デル・サールが英紙「ミラー」に対し「ファン・ハールが一番の監督」とコメントしたことも、噂に拍車を掛けている。
ファン・ハール(62)は91年、オランダの強豪アヤックスの監督に就任すると、92─93年シーズンのUEFA杯(現EL)で優勝。94─95年シーズンには欧州CLを制覇し、世界的名将の仲間入りを果たした。
97年にFCバルセロナの監督に招かれると、2シーズン連続でリーグ優勝。09年にドイツの名門バイエルン・ミュンヘン監督に就任し、采配初年度のリーグとカップ戦を制し、CLでは準優勝という結果を残した。12年7月から、2度目のオランダ代表監督を務めている。