直前合宿の日本代表に暗雲…本田圭佑の“古傷”再発情報
「本田はセリエA第32節のジェノア戦で初ゴールを決めた後、第35節のローマ戦に先発しましたが、0─2の完敗に終わった。守備に奔走した揚げ句、右膝と左足首を痛め、痛みが抜けないようなのです。キプロス戦の90分間フル出場は、一試合を通して動けるフィジカルをつくるためでしたが、あれほど運動量が少なく、動きにメリハリのなかった本田も珍しかった」(代表関係者)
■SB両酒井は強制送還も
ケガといえばSB酒井宏樹、酒井高徳の状態も万全ではない。ザッケローニ監督は、米国合宿中に2人のパフォーマンスが上がらなければ強制送還も考えているという。
「キプロス戦の後半から酒井宏が右SBとして登場しましたが、本来のダイナミックな攻め上がり、タイトな守備はまったく見られず、期待外れに終わった。右膝蓋腱(しつがいけん)の炎症に悩まされ、痛みが収まらないどころか、日によっては激痛が走るようです。酒井高もコンディション不良だし、SB問題が米国で再燃するでしょう」(前出の関係者)
成田空港に集まったサポーターへ「頑張りましょう」と日本語で挨拶したザッケローニ監督だったが、その胸中は……。