7勝1敗…ダルにめっぽう強いア軍ナインが明かした攻略法

公開日: 更新日:

「なぜ、うちがダルに強いかって? 攻略法や理由が分かっても言わないよ」
 日刊ゲンダイの直撃にアスレチックスのボブ・メルビン監督が不敵な笑みを浮かべながら、こう答えた。

 レンジャーズ・ダルビッシュ有(27)は同じア・リーグ西地区のライバルであるアスレチックスを大の苦手にしている。12年に移籍してから、ここまで9試合に登板して1勝7敗と大きく負け越し。通算防御率4.73は5試合以上登板したチームの中では最も悪い数字だ。今季は2試合に登板して0勝1敗、防御率6.75。4月28日の登板では6安打4失点でメジャー最短となる3回3分の1でKOされた。

 ダルをカモにしていることに関して「幸運にも勝てているというのが実感」と多くを語ろうとしない敵将に代わってデービス打撃コーチがこう説明する。

「彼に対しては本当に辛抱強さ、我慢が必要だ。たくさんの球種を持っているから、その中でひとつに絞り、打てる球が来るまで待つ。そうすることで結果的に球数を多く投げさせている」

「待球」がダル攻略に功を奏しているというのだが、アスレチックス打線はどの球種に的を絞っているのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動