チームと監督をミスリードしてしまった本田圭佑の“ビッグマウス”
「本田本人は『トップ下が自分の家』と主張しているが、本田がトップ下にいることで攻撃のスピードが落ち、攻守の連動性も低下してしまった。日本代表が世界と戦うに当たり、私は以前から『個の力で勝負しても太刀打ちできない』『組織的ディフェンスが必要』『前線からのプレッシングサッカーが不可欠』と主張し、日本代表に『本田は不要』と繰り返し提言してきました。ところがザッケローニ監督は、頑として本田中心のチームづくりをやめませんでした。ザックと本田は、グループリーグ敗退の責を負わなければならないでしょう」(ドイツサッカー協会公認S級指導者・鈴木良平氏)
コロンビア戦では、後半に入るとヘロヘロになって足が止まり、4回のFKのチャンスも生かせなかった。試合後、呆然自失でピッチをさまよった本田。去就に注目だ。
●本田圭佑のコメント
「『無念』の一言です。それを招いたのは自分自身なので、全てを受け入れる必要があると思います。非常に悔しいですけど、これが現実ですし、優勝とまで言ってこんな散々な結果ですから、自分たちが未熟すぎた結果。今は全てを受け入れて、今後どうしていくか時間をあけたい。敗者なんで、何を言っても意味がない。受け入れるしかない。もっと、希望を持って最後まで見せたかったけど、口だけで終わってしまって申し訳ない」