ア・リーグ優勝決定戦初戦 両先発の年俸差は「12.3億円」
10日(日本時間11日)に開幕するア・リーグ優勝決定戦第1戦のロイヤルズ、オリオールズの両軍先発が9日に明らかになった。
ボルティモアで行われる第1戦では青木のロイヤルズは今季14勝(8敗)のシールズ(32)、元中日・チェンのオリオールズは同13勝(6敗)のティルマン(26)の両右腕がそれぞれ指名された。
ともにエースとしてチームのポストシーズン進出に貢献したが、待遇は対照的だ。シールズは長らくレイズのエースとして活躍し、メジャー通算114勝(90敗)をマーク。12年オフにトレードでロイヤルズに移籍し、今季の年俸1200万ドル(約12億9000万円)はチームトップだ。
一方のティルマンは昨季自己最多の16勝(7敗)を挙げ、メジャー昇格5年目にして一本立ち。年俸調停権はあるものの、実績がないため、今季の年俸はメジャー最低保証の50万ドル(約5400万円)。メジャーリーガーにしては安月給だが、コストパフォーマンスの高い投手だ。
両先発による投手戦も予想されるが果たして。