「英語も大丈夫」 メジャー挑戦“封印”のオリ糸井が明かす
【日刊ゲンダイ連載】 橋本清の取りたて直送便「本音を聞きたい」
「メジャー? ムリっスね。行けないっス」
糸井の答えがこれでした。日本ハムに負け、CSファーストステージでの敗退が決まった翌日の15日。一部スポーツ紙に、「今オフのメジャー挑戦を模索する糸井が、近日中にも球団と会談を持つ見込み」との記事が載りました。が、本人によれば、この時点ではとっくに結論が出ていたとか。代理人などを通じて、球団から「オリックスが優勝するのに君の力は必要不可欠だ。ポスティングにかけるわけにはいかない」と言われていたようです。
日ハム時代にも球団にメジャー移籍の希望を伝えたことがあった糸井が、海外FA権を取得するのは早くても2017年。36歳でのメジャー挑戦になります。
年齢的にも、1年でも早く海を渡りたいのは事実。糸井はボクにも、「そりゃ、やれるものなら、米国で野球をやってみたい。今もその気持ちは持っています」と明かしてくれました。
意中の球団こそないものの、「できれば、西海岸ですかね」と本人なりの具体的な希望も持っているようです。