度重なるトラブル…松山英樹の「マナーの悪さ」海外でも評判に

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 さらに米ツアー初優勝を飾ったメモリアルトーナメントでも、最終ホールで第1打をミスショットした後に、ドライバーをティーグラウンドに叩きつけ、そばにあったマイクの支柱に当たってシャフトが折れた。気性の荒っぽさまで全米中に映像で流された。

 そして11月に中国・上海で行われたWGC・HSBCチャンピオンズ初日にも“事件”があった。16番パー4(288ヤード)でワンオンを狙ったが、1打目はグリーン手前の茂みに消えてロストボール。打ち直しの3打は左ラフ。4打目はグリーンをオーバー。

 5打目を打った瞬間に「カシャ、カシャ」とカメラのシャッター音が鳴り響き、ピンに寄せられなかった。すると松山は鬼の形相でカメラを持った報道の中国人女性を睨みつけた。女性は申し訳なさそうに松山に向かって何度も頭を下げたが、松山はカップからボールを取り出すと、“頭にきた”とばかりに思い切り放り投げたのだ。もちろん女性の方に投げたわけではないが、直前のシャッター音の怒りが収まらなかったのは明らかだ。

 ホールアウト後、「仕方ないこと。それを受け入れてやらなくてはいけない。スコアが悪かったのもあって気にし過ぎた部分があった」と振り返ったが、いくら中国人女性が悪いとはいえ、観戦マナーが浸透していない中国では、携帯電話やカメラのシャッター音が鳴ることは珍しくない。

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