グリーンをパットで…松山英樹が払わされるマナー違反の“代償”
松山英樹(22)のマナー違反が、米ツアーで問題になっている。34位に終わったWGCキャデラック選手権2日目。13番パー3でショートパットを外した松山がイライラを爆発させるようにパターヘッドをグリーンにたたきつけた。
その様子を、後続組のI・ポールターが目撃。ツイッターで「マツヤマはIdiot(バカだ)」と呟いて騒動になった。プレスルームでは、松山がヘッドをグリーンにたたきつける映像が何度も映し出されたという。
松山は翌3日目、ポールターをはじめ後続組のC・シュワーツェル、J・ダフナーに謝罪。ポールターも「彼はいいヤツで、もう謝る必要はない」と表向きは一件落着となった。
が、今回の事件は尾を引きそうだと米ゴルフ事情に詳しいゴルフライターの吉川英三郎氏が言う。
「米ツアーで戦うプロにとって、グリーンは神聖な場所であって、そこを傷つける行為を最も嫌います。ポールターのツイッターで松山のダーティーなイメージが広まってしまったわけで、この代償は大きい。まず、ビッグネームはおそらく一緒に練習ラウンドをしてくれなくなる。松山は、トッププロの技術をそばで見て盗むことが出来なくなるわけです」