服装やマナーに苦言も 小田孔明に賞金王の“品格”はあるのか
初の賞金王タイトルに輝いた小田孔明(36)。もちろん、日本男子ツアーの“顔”として相応の立ち居振る舞いが求められるのだが、去る8日に行われたジャパンゴルフツアー表彰式での服装に驚いた関係者は多い。出席者は正装していたが、小田はカーゴパンツ姿に迷彩柄のスニーカーといういでたち。ジャケットとネクタイは着用していたものの、表彰式の主役ともいえる賞金王にふさわしい格好かどうか、分からなかったようだ。
評論家の宮崎紘一氏がこう言う。
「10月に主だったゴルフ界の人たちが集まったゴルフビジネスフォーラムで、日本ゴルフツアー機構(JGTO)理事が男子ツアー人気低迷の一因である服装の乱れや、喫煙ルールの順守徹底を明言したばかりです。ようするに、賞金王になった小田のところまで徹底されていない現状がはからずも明らかになったわけです」
服装だけでなく、試合中のマナーでも小田は問題になっていた。ティーグラウンドでの喫煙だ。
日刊ゲンダイは11月10日付の記事で、小田がティーグラウンドでたばこを吸う写真を掲載し、JGTOはこの報道を受けて小田本人に口頭で厳重注意を行っている。その後、小田が試合会場で「日刊ゲンダイはいるか」と捜していたので、記者が直撃。すると「写真を載せたでしょう。まぁ、悪いのはボクなので、仕方ないっすけど。ボクが気をつければいいだけの話ですから」という言い訳をしたかったらしい。