停滞するアギーレ後任人事 ザックに新監督探し“丸投げ”情報
日本代表の後任監督探しを一任されている日本サッカー協会技術委員会の霜田委員長は「8日に日本を離れた後、滞在先はサッカー協会のごく一部にしか知らされておらず、どうやら欧州にいるようだが、どの国にいるのか、ほとんどトップシークレット扱い」(サッカー専門誌記者)ともっぱらだ。「サッカー協会は何十年も前から同じ旅行代理店を使っているが、今回は情報漏れを心配して霜田さん個人が航空券を手配した」(前出記者)という話まで漏れ伝わってくる。
各メディアが現時点で有力候補として報じているのはイタリアのスパレッティ氏(元ローマ監督)、デンマークのラウドルップ氏(カタール1部レクワイヤ監督)、ボスニア・ヘルツェゴビナのハリルホジッチ氏(前アルジェリア代表監督)、ポルトガルのケイロス氏(現イラン代表監督)らだが、現時点では「複数の監督と折衝している段階。この監督に任せようと1人に絞り込めず、かなり苦戦している」といわれている。
遅々として進まない後任探しに霜田委員長は窮地に追い込まれ、ある人物に泣きついたという。
「それは旧知のイタリア人。誰かというと、元代表監督のザッケローニです」(サッカー関係者)