阪口、山根らに海外移籍の噂 「なでしこL」またも空洞化不安
そうなると国内のなでしこリーグは、またしても空洞化するのではないか。
前回のW杯を制覇した直後、日本はなでしこブームに沸いた。国民栄誉賞を受賞し、「なでしこジャパン」がその年の流行語大賞に。それまで1試合平均の観客動員数が1000人に満たなかったINAC神戸は、優勝後、一気に1万3000人台までアップ。ピーク時には2万人を記録することもあった。
それが3年後の昨季は約2500人まで落ち込んだ。W杯イヤーの今年はコンスタントに3000人台を集めているものの、チームによっては1000人に満たないケースも珍しくない。
今秋はリオ五輪の予選があり、来年は本番。前回W杯後も同様のスケジュールで、ここまで観客動員が落ち込んだのだ。
日本人はただでさえ熱しやすく冷めやすい。そこへもってきて主力どころが続々、海外に出ていってしまっては魅力も半減ということか。
勝てば勝つほど注目度アップする代わり、その反動も小さくはないのだ。