米国で追い詰められる石川遼 シード確保にいまさら大慌て
【セガサミーカップ】北海道 ザ・ノースカントリーGC=7167ヤード・パー72
「ディフェンディングチャンピオンとして出たかったんですけれど。まずは早く(米ツアーのシード権を)決めたい」
現在開催中の国内男子トーナメント「セガサミーカップ」の前年優勝者・石川遼(23)が大会を欠場。来季のシード権を獲得するまで、米ツアーに専念するという。
石川はフェデックスポイントランク133位(319ポイント)で、来季のシード権が与えられる125位(昨年実績438ポイント)まで119ポイント足りない。今季20試合に出場(10試合で予選落ち)して、1試合平均は15.95ポイント。石川が出場できるのは残り7試合。優勝500ポイントの大会で119ポイントを稼ぐには、最悪でもベスト3に1回入らなければならない。
石川は昨年のこの時期にはすでにシード権を確定させて、北海道で合宿をするほど余裕があった。しかし、今大会を欠場したように今年は追い詰められている。米ゴルフ事情に詳しい吉川英三郎氏がこう言う。