冴えたベテラン技…Z・ジョンソンがPO制し全英制覇

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 Z・ジョンソン(米)は本戦18番で7メートルのバーディーパットを沈めて通算15アンダーでホールアウト。16番ボギーのM・リーシュマン(豪)と、18番バーディーのL・ウェストヘーゼン(南ア)が同スコアで首位に並んだ。

 プレーオフは4ホール(1番、2番、17番、18番)のストロークプレーで行われた。1番はウェストヘーゼンとジョンソンがともにバーディー。リーシュマンは1メートルのパーパットを外して大きく後退。2番でもバーディーのジョンソンは、4ホール目(18番)の第2打をピン奥3・5メートルにつけるもバーディーチャンスを逃す。ウェストヘーゼンが2メートルのバーディーパットを決めれば、2人は18番でのサドンデスに突入するところだったが、このパットがカップの左を抜けた。その瞬間ジョンソンは07年マスターズ以来となるメジャー2勝目を手にした。

 ジョンソンは夫人と抱き合い、1打足りずにプレーオフに残れなかったスピースにも祝福されると涙目で「ゴルフの歴史の中に名前を残すことができてとても名誉に思う。こんなにうれしいことはない。胸がいっぱいだ」と語った。

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