全英は松山以外日本人7人予選落ち…「深刻事態」と羽川プロ嘆く
今年の全英オープンは大雨や強風などスコットランドらしい大荒れの天候になり、長時間にわたりたびたび試合が中断。27年ぶりに月曜日まで順延になりました。
大会前から雨が多く、この時季のリンクスには珍しく芝が青々としてグリーンやフェアウエーがソフト。スタート時間に恵まれて風が穏やかになればボールコントロールは難しくなく、ピンをデッドに攻めていけた。
大会は通算15アンダーでプレーオフになり、勝ったZ・ジョンソンとM・リーシュマンが最終日に66をマークするなど好スコアが出ました。
3年連続3度目出場の松山英樹は通算8アンダー18位に終わりましたが、4日間ともオーバーパーを叩くことなく、日本人初のメジャー制覇に向けて収穫もあったな、と感じました。
予選2日間は世界ランク2位でメジャー連勝中のJ・スピースと同4位D・ジョンソンとのペアリングになり、2人の速いペースにリズムが合うのかと心配しましたが、杞憂に終わりました。
初日こそジョンソンの7アンダー首位、スピースの5アンダー8位タイに対して、松山はチャンスを何度も外してイーブンパー64位と出遅れました。