全英は松山以外日本人7人予選落ち…「深刻事態」と羽川プロ嘆く

公開日: 更新日:

 しかし2日目はパットを修正して66で回り10位タイまで上昇、スピース(14位タイ)を逆転する爆発力を証明しました。

 スピースがいつも「マツヤマはメジャーに勝つことができる世界のトッププレーヤーのひとりだ」とコメントするように、米ツアーの誰もが松山の能力を認めている。

 今季はマスターズ5位、全米オープン18位と予選通過は当たり前です。周りからメジャー優勝を期待されながら今回も勝てず、最終日も一時トップと2打差5位まで上昇しただけに、松山も心底悔しいはずです。それでも緊張する中でどういうゴルフをするのか、ミスをどう減らしていくのか、それが経験値となって階段をまた一つ上ることができたはずです。

 全英では強風対策で、パッティングスタイルを変えてスタンス幅を狭く、前傾姿勢を起こして、ストローク幅も小さくしてきました。メジャーでどのように戦うのか、しっかり準備していたのがわかります。タフな会場では狙い通りにいかず、苦しい時がありましたが、最後まで上を目指して粘り強く攻めていました。来月の全米プロ選手権が楽しみです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動