4勝同士のテレサ・ルーとイ・ボミ 実力差はどこにある?
【日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯】
最終日は事実上、最終組でプレーした賞金ランク1位イ・ボミ(27)、2位テレサ・ルー(27)との直接対決になった。
テレサは6アンダー1位タイ発進。ボミは2打差3位発進。15番までスコアが変わらないテレサに対して、ボミは1打差まで迫った。勝敗を決定づけたのは上がり3ホール。テレサが16番パー4で3メートルのバーディーを奪うと、ボミは10メートルから3パットボギーとして3打差に開いた。
続く17番パー3ではテレサがまさかの池ポチャ。それでも池手前からの3打目をピン上1メートルにつけ、ボギーでしのぎ、2打差。そして18番をバーディーフィニッシュとしてボミに3打差をつけ、最後まで手を緩めず逃げ切った。
先週、ボミが4勝目を飾り、賞金女王、史上初の2億円突破は間違いなしと思われた。が、これで2人の差は約5845万円から約4164万円まで縮まり、この先が面白くなってきた。
「この日の試合内容を見る限り、実力はテレサ・ルーの方が上です」と、田原紘プロがこう続ける。