初日80位Tの宮里藍 “特権”食いつぶし米ツアーにしがみつく

公開日: 更新日:

【エビアン選手権】

 米女子ツアーの来季シード権は賞金ランク80位まで。78位と当落線上の宮里藍(30)にとって、出場が確定している大会は、今週のメジャーが最後だけに好スタートを切りたかったところだ。

 試合前に、「メンタルが課題。パッティングのストロークではなく、どこまで自分を信じてプレーできるか」と語っていたが、不安が的中してしまった。

 イン発進の初日は、出だし10番パー4の3打目に絶妙のアプローチを見せて1メートルに寄せながら、パーパットが入らない。

 13番で初バーディーを決めるも、続く14番では1メートルのパーパットがカップにけられてしまう。

 15番パー5は3打目をピンそば50センチにつけて、2つ目のバーディーを奪うも、その後は17番、18番、1番、3番とボギーの山を重ね、初日は首位と9打差の4オ―バー80位タイ。予選通過も来季シード権も怪しくなった。

「タフなコンディションにスコアメークが難しかった。上もすごいスコアが出ているわけではない。このコースでボギーが出るのは仕方ない。明日は焦らずにじっくりプレーしてスコアを縮めることが出来たらいい」(藍)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…