楽天は大丈夫? 監督・梨田昌孝氏の“能力”に相次ぐ疑問の声
本当に大丈夫なのか。楽天の新監督に就任することが決定的になったといわれる梨田昌孝氏(62)のことだ。
梨田氏は00年から5年間の近鉄監督を経て、08年に日本ハムの監督に就任。両チームでの監督通算9年間で2度のリーグ優勝(01年、09年)を果たした。経験と実績があるにはあるが、氏のもとでシーズンを送った選手、フロントは「楽天の監督には合わない」と口をそろえる。その根拠は近鉄、日ハム監督時代に共通する一貫したスタンスにある。
梨田氏の選手起用は、基本的に「超安定志向」。冒険を好まず、若手に期待するより計算の立つ中堅、ベテランを重用する。
日ハムの監督に就任した08年の選手起用はその典型で、先発ローテーションは当時チームのエースだったダルビッシュ(現レンジャーズ)を中心にグリン、スウィーニー、多田野、武田勝、藤井の6人でほぼ固定。リリーフ陣の顔ぶれも年間通じてほぼ変わらなかった。野手のスタメンも判で押したように、毎試合同じメンツが名を連ねた。
日ハムOBがこう言った。