ベイで心機一転の久保裕也 「話が直接きたのはDeNAだけ」
――一軍に呼ばれない悔しさというか、一軍で仕事をしたい気持ちはあったんじゃないですか?
「それはありましたけど……。まあ、なかなか難しいところですね」
――14年に一軍で48試合に登板、復活へのきっかけを掴んだと感じたのではないですか?
「一軍で投げられたのはすごい大きいことだと思いましたけど、結局、昨年の1年間、一軍で投げることができなかったことを考えると、力の限界もあるのかなと。昨年は投手陣が安定していたし、誰かケガしねえかな、と思うこともなかった。まあ、なんとなく年齢も年齢なんで、危ういなとは思っていました」
――気持ちは切れませんでしたか?
「それはなかったですね。最後まで気持ちは切らさず、ファームの日本選手権までやり切ることができました。悔いはないわけじゃないですし、考え出したらいろんな後悔はあるんだろうけど、とにかく前に進んでやっていくしかないと思っています」
――ヤクルトなども獲得に興味を示していましたが、最終的にDeNAを選んだのはなぜですか?