実務能力は未知数…青木功はJGTO新会長に適任なのか?
■サポート態勢が整わなければ…
全英オープンでも同様の会議が開かれ、トップは各ツアーとの共催大会が議題に上る。その際、交渉力がないと日本ツアーが主導権を握れず、たとえ日本企業がスポンサーになっても、出場選手枠、大会運営費負担、放映権料分配などおいしい部分を全部、相手ツアーに持っていかれることもある。
「ようするに青木一人じゃ何もできない。実はJGTOには実務に長けたY氏がいたのですが、海老沢サイドにけむたがられて日本ゴルフ協会に追い出されてしまった。青木はY氏がJGTOに戻ってサポートしてくれるなら受諾するという話まで漏れています。サポート態勢が整わない限り、青木が新会長に就任しても1年でギブアップでしょう」(関係者)
日本ツアーの10年先、20年先まで戦略を考える人物が適任であるのだが、はたして青木にはどんなビジョンがあるのか。「選手会に担がれたから会長になります」では、任せられない。