元賞金女王も危惧 森田理香子「クラブを信じて」の複雑心境

公開日: 更新日:

【PRGRレディス】

 2013年賞金女王、森田理香子(26)の調子が上がってこない。今季女子ツアーは開幕したばかりだが、前週の開幕戦は1打及ばず予選落ち。

 今週も初日は3オーバー54位タイ発進と出遅れた。

 実は今季からクラブ使用契約を変えて、今大会はホステスプロだ。スポンサーのために活躍して、クラブ売り上げに貢献したいところだが冴えない。

 大会前には、「(新クラブは)飛距離が確実に伸びている。ただ、細かい距離感など試合で慣れていかないといけない面もある。そこはクラブを信じて打つだけでしょう」と語っていた。

 アマチュアは新しいクラブを手にして飛距離が伸びたら大喜びだがプロは違う。飛距離アップは「飛びすぎたらどうしよう」という不安を招き、インパクトが緩む危険性がある。そこからスイングを壊していくプロが少なくないからだ。

 元賞金女王の塩谷育代プロ(53)も、「プロはなるべくクラブ契約はしないほうがいい」とこう語っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に