「技術だけで押し切ろうする」 大久保嘉人が若手FWに苦言

公開日: 更新日:

 16年Jリーグ開幕戦を広島で迎えた川崎フロンターレのFW大久保嘉人(33)は、シュート4本の無得点に終わった。それでも、地元に湘南を迎えた第2節で今季初ゴールを決め、ここまで10試合6ゴール。序盤としては順調な滑り出しといえる。もっとも大久保は今、どんなにゴールを量産しようが、満ち足りない気分を拭い去れないだろう。「日本代表に復帰したい!」という野心を強く抱いているからだ。

――昨年末に日本代表FWの岡崎慎司選手(30)について聞いた際に「オカは足も遅いし、背も小さい。でも試合中に『どうやったら点が取れるのか』をいつも考えている。若いFWは準備ができていない気がするし、テクニックだけで押し切ろうとする。それではダメなんだ」と教えてくれました。

「(英プレミアリーグ)レスターの試合は見てますよ。何といっても英プレミアリーグで優勝争いをリードし、優勝を成し遂げたチームの主力のひとりとして後世に名前を残せるわけだし、凄いとしか言いようがないね」

――大久保選手もスペインやドイツでプレーし、ドイツではブンデスリーガ優勝も経験しています。それだけにレスターの偉業については、感慨深い部分もあると思います。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…