本田のいない日本代表はすぐ “後釜”に求められる素質とは
「本田が代表主軸でいられるのは代表80試合・35得点の数字以上に《ここで得点が欲しい》という局面でゴールを決めてみせるところ。彼の代役を務めるには、何よりも高い得点力が求められる」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川享氏だ。
「ブルガリア戦での岡崎、香川の存在感と得点力にはさすがと言うしかない。この2人に加えて清武は“本田レベルのプレー”が期待できる。あとはこの日の交代出場組のFW宇佐美貴史(G大阪)、FW金崎夢生(鹿島)、FW浅野拓磨(広島)、FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)の攻撃陣たちが、さらにレベルアップすることでチーム全体の攻撃力の底上げを果たしていきたい」
試合後、ハリルホジッチ監督は「今日の試合に本田は必要なかった」と言いながら「ワタシは本田のことを深く信頼している」と付け加えることを忘れなかった。
現時点では、まだまだ本田の牙城は揺るがないということか。