レスター岡崎より人気? 清武&ハーフナーの来季“新天地”
日本人欧州組2人の動向が注目されている。
まずは、独ブンデスリーガで来季の2部降格が決まっているハノーバーに所属する日本代表MF清武弘嗣(26)だ。
決定機を演出する絶妙ラストパス、相手DFを幻惑する俊敏な動きなどが欧州内で一定の評価を集め、「ドルトムントの香川真司(27)よりも攻撃のアイデアは多彩」という声もある。しかし所属クラブが悪かった。今季7勝4分け23敗・勝ち点25と断然の最下位に低迷。テクニシャン清武は宝の持ち腐れだった。
実は今季ブンデス7位のヘルタが清武にご執心だった。清武もソノ気になっていたが、5、6位に与えられる欧州EL出場を逃したのが大きい。
「清武は欧州リーグで好パフォーマンスを見せ、欧州の名だたるビッグクラブに誘われるのが夢ですからね」(サッカージャーナリスト)
ヨーロッパリーグを三連覇し来季チャンピオンズリーグ出場が決定のスペイン1部セビージャ移籍が濃厚ともっぱらだ。
オランダ1部デンハーグ所属の日本代表FWハーフナー・マイク(28)は今季、ついに“岡崎超え”を果たした。今季最終節で16点目。英プレミアで優勝したレスターFW岡崎慎司(30)が、独マインツ時代の13―14年シーズンに決めた15得点を上回って欧州主要リーグ「日本人1シーズン最多得点記録」を更新したのだ。