5年連続8人出場 全英OPで日本人プロはなぜ優遇されるのか

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 団体旅行ではあるまいし、いくら何でも多過ぎないか。全英オープンに出場する、日本人プロの人数である。

 すでに日本オープン覇者の小平智(26)、昨季の賞金ランク2位以内で宮里優作(35)、先月のミズノオープンで出場資格を得た今平周吾(23)、谷原秀人(37)、市原弘大(34)に加え、日本ツアー選手権終了時の賞金ランク2位以内で池田勇太(30)と塚田陽亮(31)が新たに出場権を獲得。米ツアーの松山英樹(24)と合わせて計8人が出場。これは5年連続のことである。ちなみに韓国人プロは3人である。

 米、欧州ツアー以外からこれだけの選手が出場できるのは、日本ツアーだけ。それで成績がともなえば問題ないが、昨年予選を通過したのは松山のみだった(18位)。

 例えばマスターズの出場資格は世界ランク(WR)50位以内で日本の賞金王も招待されない。松山以外、WR50位以内の選手はおらず、市原に至っては356位である。

 海外のゴルフ事情に詳しいゴルフライターの吉川英三郎氏がこう言う。

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