宮里美1アンダー、大山4オーバー…リオ代表2番手争い明暗
【全米女子オープン】
いよいよリオ五輪日本代表が決まる最終決戦だ。
今大会終了時点(7月11日)の世界ランクで上位2人が日本代表に選ばれる。ランク22位の野村敏京(23)はすでに決定しており、2番手争いを演じているのが同42位の大山志保(39)、同45位の宮里美香(26)、同46位の渡邉彩香(22)の3人だ。ランクに加算されるポイントが高いメジャーの成績次第では、3人のダレが選ばれてもおかしくない状況だ。
■不振脱出? 宮里美香が好スタート切る
米ツアー8年目、1勝の宮里は2週前の大会で予選落ち。前週は54位と調子が低迷していた。だがこれまでの不振がウソのように好スタートを切った。
1番パー4は傾斜を使って2打目をピンそば2メートルに寄せて、バーディー発進。3番パー5でボギーを叩くも、5番パー4で4メートル、7番パー4でもフックラインを読み切り4メートルのバーディーパットを沈めて、前半は2アンダーで折り返す。