スター不在、放送も深夜…リオ五輪男子ゴルフの“大誤算”
リオ五輪男子ゴルフ日本代表の池田勇太(30)が24日、全米プロ選手権(28日開幕・バルタスロールGC)とリオ五輪(8月11~14日)へ向けて出発した。もう一人の代表に決まった片山晋呉(43)も出場の意向を表明している。
五輪出場をめぐっては、世界ランク19位で日本勢1番手の松山英樹(24)をはじめ、J・デイ(28)、D・ジョンソン(32)、J・スピース(22)、R・マキロイ(27)のトップ4がジカ熱への懸念などを理由に辞退。出場選手60人のうち31人が同ランク100位以下であり、60番目のポルトガル選手は同ランク392位。予選落ちなしの4日間ストロークプレーだけに、トップと最下位のストローク差がどれくらい開くかが、関係者の間で話題になるほどだ。
そんな五輪のゴルフ中継を、地上波は日本テレビが大会3日目(13日=19時~21時30分、0時50分~4時)、TBSが最終日(14日=19時~21時、0時15分~4時)を担当する。NHKはBS1で最終日(19時~4時)のみ、男子レスリングのグレコローマンスタイルと合わせて生中継することになっているが、スター不在となれば視聴率は期待できない。