タイL知る岩政大樹が語る FIFAランク120位の意外な実力
ロシアW杯アジア最終予選初戦のUAE戦を1―2で落としたハリルホジッチ日本代表。98年フランスW杯以降、アジアで最終予選初戦黒星スタート国のW杯出場確率は0%だが、FW本田圭佑(30)は「逆に燃える」と鼻息を荒くし、指揮官に選手、そして日本サッカー協会の関係者たちは「2戦目のタイ戦は、絶対に負けるわけにはいかない。必ず勝ち点3を持ち帰る」と口を揃える。
4日、日本代表は現地午後5時30分からバンコク市内でトレーニングを行った。UAE戦はボランチのMF柏木陽介(28=浦和)が股関節痛で先発から外れ、代表デビューとなったMF大島僚太(23=川崎)が代役としてスクランブル出場したが、不用意なファウルを犯してPKを献上するなど、足を引っ張った。
それだけに柏木の復調ぶりに注目が集まった。
「3日は別メニュー調整だった柏木ですが、4日は全体練習のメニューを順調に消化し、タイ戦には長谷部誠(32=フランクフルト)とペアを組んで出場するでしょう。3日は選手がUAE戦敗退のショックを引きずっている様子でしたが、4日は別メニューの選手もひとりもおらず、チーム全体から非常に前向きな雰囲気が伝わってきました。タイ戦に向けて仕上がりは順調です」(現地取材中のサッカージャーナリスト・六川亨氏)