ハリル監督が気を揉むミラン本田圭祐“日本代表での処遇”

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 ロシアW杯アジア最終予選(9月1日・UAE戦=埼スタ。6日・タイ戦=バンコク)に向け埼玉県内で合宿中の日本代表。昨29日に帰国したFW本田圭佑(30)も午後5時からの全体練習に参加し、別メニュー調整で汗を流した。

 日本代表では、相変わらずエース然としている本田だが、所属クラブのミランでの立場は非常に危うい。今季のセリエA開幕戦に続き、先週末の第2節アウェーでのナポリ戦も出番なし。エースナンバー10を背負いながら、2試合とも屈辱のベンチウオーマーだ。

 今季から指揮を執るモンテッラ新監督は、昨シーズン後半戦からセリエAジェノア入りして6ゴール、2アシストのスペイン人FWスソを高く評価し、スソを本田の主戦場である右アウトサイドのレギュラーに置いている。現時点で本田はサイドアタッカーの3番手だ。

 さらにモンテッラ新監督は、若手重視のチームづくりを進めており、ナポリ戦も24歳以下の選手が11人中7人を占め、30歳以上はMFモントリーボだけ。本田の居場所は今のミランにはないに等しい。

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