プロ転向の畑岡奈紗 米挑戦「心意気やよし」とファン期待
「日本女子オープンが終わって、何回か家族で話をしているうちにプロとしてやっていきたいと思いました」
日本女子オープンで大会史上最年少、史上初のアマチュア優勝を飾った畑岡奈紗(17)が10日、都内でプロ転向会見を行った。会場には報道陣95人が集まり、注目の高さがうかがえた。
ただし、畑岡がプロとしてプレーしたいのは日本ツアーではなく、米女子ツアーである。
12日、米ツアーQT(プロテスト)2次予選会(20~23日)に向けて、渡米。そこで80位以内に入れば、最終予選会に進出し、最終QT20位以内なら、来季の米ツアーカードを取得する。
「将来的に米国で戦いたいと思ったのは、今年4月の米ツアーに参加したのがきっかけです。QTを上位で通過して2年以内には米ツアーで優勝し、それから先の5年以内には海外メジャーで勝てるようになりたいです」(畑岡)
会場では米ツアーの先輩である宮里藍(31)から「まだまだ17歳、大きな夢を持って、ステキなプロを目指して頑張って欲しい」、松山英樹(24)からは「お互い刺激し合って世界のトップを目指して頑張りましょう」というビデオメッセージが流された。