ドルト香川真司が激白 「リーダーシップ強く持たないと」
2010年夏の欧州挑戦から足掛け8年。これほどまでに香川真司(27)が苦悩を強いられたシーズンがあっただろうか? 今季前半戦の彼はリーグ戦7試合無得点。低調なパフォーマンスに終始した。トゥヘル監督体制2年目のドルトムントは、ドイツ代表MFゲッツェやFWシュールレ、ポルトガル代表DFゲレイロやフランス代表FWデンベレらの加入で、ポジション争いが激化。負傷続きの香川は逆境に立たされ続けた。日本代表でも崖っぷちにひんするエースナンバー「10」をドイツで直撃した。(取材/サッカージャーナリスト・元川悦子)
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「個人個人はもっと高いクオリティーがあるのに出せていない。今のドルトムントはチームとしてうまくいってない。攻守において全く連動ができていない。ただ《個の立ったサッカーをやっているだけ》と言うに尽きる。もっと(攻守の)連動性が必要になってきますし、守備を含めて課題がたくさんあると思います」
16年最終戦となった12月20日のアウクスブルク戦。香川は6試合ぶりの公式戦出場を果たし、FWデンベレの同点弾をアシストした。が、試合後の発言は辛辣だった。