UAE戦の功労者が相次ぎ離脱 今野と大迫の穴は誰が埋める
ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、W杯アジア最終予選タイ戦(埼スタ=28日午後7時35分キックオフ)で、UAE戦の功労者2人を欠いて戦う。
チーム2点目を決めたG大阪MF今野、1トップで存在感を示したケルンFW大迫がケガで離脱したからだ。代役に浦和MF遠藤、川崎FW小林が追加招集されたが、ハリルはタイ戦のスタメンを誰にするつもりか?
「大迫の代わりに、レスターFW岡崎が先発するでしょう。ハリルも使い慣れているし、岡崎も“使われ慣れて”いる。UAE戦でベンチスタートだった岡崎の《次は決めてやる!》というモチベーションの高さも、ハリルは評価するはずです」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)
■「本田はベンチスタート」
UAE戦の日本代表の中盤は、C大阪MF山口をDFラインの前にアンカーとして置き、その前にMF今野とMF香川が位置する「逆三角形」の布陣だった。山口が1人で守備に専念するスタイルだったが、それもこれも「運動量が豊富でボール奪取能力の高い今野が近い位置で山口をフォローするのが前提だった」(六川氏)。その今野が不在となって、指揮官は「ダブルボランチの布陣をとるでしょう」と六川氏がこう続ける。