全米OP初出場の小平智 2アンダー24位タイで見事決勝進出
【全米オープン 2日目】
日本で行われた最終予選から全米オープン初出場をきめた小平智(27)が決勝進出を決めた。
1オーバー61位タイ発進の2日目は現地時間朝7時7分に1番からスタート。出だし1番、2番の連続バーディーで勢いに乗ると、4番でもスコアを伸ばして前半を2アンダーでターン。折り返して10番で3パットボギーをたたくも、すぐに11番、12番の連続バーディーを決めた。
米ツアーにはバウンスバックというスタッツがあり、ボギーをたたいた後にバーディーを奪うことが評価される。それはボギーから守りに入らずに、攻める姿勢を貫くことができるかが、強いプロの証しとみているからだ。
14番でボギーをたたいたが通算2アンダー24位タイでホールアウトした。
「前半は風も強いコンディションの中でよく耐えた。目標の予選通過を達成できてうれしい。こういう試合会場に慣れたら米ツアーでも戦っていける。決勝2日間は上を目指してガンガン攻めていきたい」
日本ツアーは不人気から相次ぐスポンサー撤退で試合日程は、くしの歯が欠けたようだ。実際、国内男子ツアーは7月の第2週まで試合がない。
メジャーで自信を深めて米ツアー参戦を目指す小平は大正解だ。