松山英樹は怒濤の7バーディー8位タイ 全米OP優勝圏内に
【全米オープン 2日目】
初日は大会史上最多の44人がアンダーパーと好スコアが続出した。松山英樹は82位と大きく出遅れ予選落ちの危機もあったが、この日は別人と化した。
1番(パー5)は第2打を3Wでグリーン右手前5メートルへ運ぶ。イーグルチャンスを外からパターで狙い、返しの40センチを入れたのがバーディーラッシュの始まりだった。パー4では距離の短い2番は、第1打はドライバーでグリーン手前まで運び、アプローチを1.5メートルへ寄せて連続バーディー。
その後も4番2メートル、6番4メートルとチャンスにつけて1パットで決める。7番はピンまで60ヤードの第3打を60センチに寄せて5つ目のバーディー。8番も157ヤードの第2打を9番アイアンでピンの右上6メートルに乗せると、軽いフックラインを読み切り3連続バーディー。前半はフェアウエーキープ率100%。グリーンを外したのは1度だけ。6バーディーの30で、4アンダーまでスコアを伸ばし、この時点で10位タイまで順位を上げた。
■好天と硬くないグリーンを味方に