ビッグネーム次々予選落ち 全米OP今年は大荒れの大会に
【全米オープン 2日目】
全米オープンはメジャー4大会の中でも、もっとも設定がタフなことで知られる。優勝スコアは例年ならイーブンパー前後になり、ボギーをたたかないガマン大会というのが普通だ。
だから優勝候補には、実績と経験豊富なビッグネームの名前が挙げられる。
ところが今年はスコアが大きく伸びる展開になり、またビッグネームが相次いで2日間で姿を消していくという意外な展開になった。
世界ランク1位につけるD・ジョンソンは4オーバー92位、同2位R・マキロイは5オーバー102位、同3位のJ・デイは10オーバー144位とトップ3が決勝に進めなかった。
ジョンソンはマスターズ直前に階段から足を滑らせて欠場するなど、不振が続いており、マキロイは今年初めに肋骨の疲労骨折でツアーを離脱していた。デイは重篤な母親の看病でオフにまともなトレーニングができずに調子を落としている。
さらにマスターズ2勝のB・ワトソンをはじめ、メジャータイトルを持つA・スコット、H・ステンソン、C・シュワーツェル、J・ローズ、G・マクダウェル、J・ダフナーも姿を消し、寂しい大会になってしまった。