飛ばし屋ケプカが首位タイ 初日首位のファウラー突然乱調
【全米オープン 2日目】
メジャーはここ6大会連続で初優勝が続いている。
そして昨年初来日して、ダンロップフェニックスで優勝したブルックス・ケプカ(27)も米ツアー1勝だがメジャーは未勝利だ。
インから4位発進の2日目は、4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーで首位タイに並び、メジャータイトルにぐっと近づいた。
ケプカはフロリダ州立大時代にオールアメリカ3度選出、アマ3勝と輝かしい成績を残しながら、プロ転向後は米ツアーQTに失敗。欧州下部ツアーを皮切りに実力をつけてきた変わり種プロだ。
ガッツあふれるプレースタイルで知られ、フェースローテーションを抑えたフェード系が持ち球。
パワーヒッターであり平均飛距離307・6ヤードは米ランク5位の飛ばし屋。しかもストロークゲインドパッティングは24位とドライバーもパットもうまいオールラウンドプレーヤーだ。
米ツアー初優勝は2015年のフェニックス・オープン(松山は今年優勝)。その時は最終日最終組で松山との直接対決になり、一時トップに立った松山を終盤に逆転している。