飛ばし屋ケプカが首位タイ 初日首位のファウラー突然乱調
ケプカと松山とのメジャー初V争いになったら、手ごわい相手になりそうだ。
■ファウラーは3連続ボギーからV圏内踏みとどまる
初日7アンダーで首位に躍り出たR・ファウラー(28)。37年ぶりのタイ記録だったが、この日も手堅いプレーでスタートしていった。
同組の松山が前半6バーディーと目の前で猛攻を見せても、終始冷静だった。2番、7番とバーディーを決めて9アンダーまでスコアを伸ばして、首位の座を一度も譲らずにターン。
全米オープンはボギーをたたかないゴルフが鉄則だ。ファウラーは初日から28ホール連続でボギーなしだったのだ。
しかし、ノーボギーは「できすぎ」と選手にジワジワと重圧をかけてくることになる。各選手ともスコアを急伸してくるからなおさらだ。
すると11番で今大会初のボギー。ティーショットを左に曲げたが、それでもギャラリーが芝を踏んでボールのライは悪くなかった。しかし、さすがにスピンは利かずにグリーンオーバー。アプローチも寄らなかった。