Vの鈴木愛も恩恵? 好スコア続出の裏に超バブリーコース
【アース・モンダミンカップ 最終日】
優勝争いは最終18番パー5で決まった。
三ケ島かな(20)が先にグリーン左カラーから長いバーディーパットを入れて通算17アンダーでホールアウト。この時点で首位の鈴木愛(23)に並んだ。鈴木は直前17番で1メートルの絶好のバーディーチャンスから3パットボギーをたたいており、パットに不安があった。
その直後、「先にバーディーパットを入れられたので、入らなくてもカップに届くようにしっかり打った」(鈴木)という6メートルを入れ返して逃げ切り、今季2勝目を挙げた。
賞金ランクでも2位に浮上し、首位独走のキム・ハヌルに約90万円差に詰め寄った。
それにしても大会はバーディー量産で、2ケタアンダーパーは9選手も出た。例年、好スコアが出る大会として知られ、4日間競技になっての記録は13年大会の通算21アンダー(優勝・堀奈津佳)。昨年優勝のイ・ボミは通算20アンダー。18ホールでは64(8アンダー)をマークした選手が過去8人もいる。