全米女子オープン 日本ツアーにないタフな設定に選手苦戦
【全米女子オープン 初日】
大会初日は日没サスペンデッドになり、ホールアウトした中で単独首位に立ったのはフォン・シャンシャン(27・中国)。
イン発進の初日は2度の3連続バーディーを奪って6アンダーの66で回った。
米ツアーはメジャーの12年全米女子プロタイトルを含む7勝、日本でも12年日本女子オープンなど6勝と、世界で活躍しており、昨年のリオ五輪では銅メダル獲得。世界ランク6位につける実力者が安定したプレーを見せたわけだ。
日本ツアーからは国内予選会を突破した川岸史果(22)、鈴木愛(23)、森田遥(20)、葭葉ルミ(24)と、繰り上がりで渡邉彩香(23)の5選手が出場したが、ホールアウトした森田は3オーバー・98位タイ(暫定)、渡邉が4オーバー・115位タイ(同)と苦戦している。
深いラフ、狭いフェアウエー、うねった高速グリーンにお手上げ状態であり、世界で活躍する女子プロを育成するためには日本ツアーのコース設定を見直すべきだ。