開幕から2戦欠場も パチューカ本田“ピッチ外”では絶好調
メキシコ1部パチューカ入りした日本代表FW本田圭佑(31)は「右足痛と高地適応の遅れ(パチューカは標高2200メートル)」で開幕戦、2戦目と連続欠場。デビューは23日のベラクルス戦(ホーム)にズレ込むといわれ、これにハリルホジッチ日本代表監督が不機嫌になっているという。
「31日には、勝てばW杯出場の大一番オーストラリア戦が控えている。本田はミランでの最終シーズン、戦力外となって試合勘を失い、日本代表でもベンチ要員に降格となった。本田を先発で使いたいハリルは、パチューカでコンスタントにプレーして欲しいと願っている。欠場続きにイライラカリカリしている」(サッカーライター)
そのパチューカの基本フォーメーションは「4―3―3」。本田がミランでプレーしていた攻撃的右サイドは、ウルグアイ代表MFウレタビスカヤがプレー。攻撃的左サイドはドリブラー系の選手が起用され、本田はピッチ中央のMFでプレーするだろう。
もっとも4―3―3の「MF」には、攻守のつなぎ役以外に強靱なフィジカルと高い守備力が求められ、激しい肉弾戦にさらされることになる。高地で90分間、フルに動けるのか? 現時点では微妙と言うしかない。