ドジャース前田 まさかの「ワールドシリーズMVP」あるか

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 ドジャース前田健太(29)の勢いが止まらない。

 ポストシーズンは本職の先発ではなく、リリーフで起用され、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ合わせて計5試合を無安打無失点。すでに2勝をマークしており、抜群の安定感でチームの29年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献した。

 リーグ優勝決定後のシャンパンファイトでナインから“集中砲火”を浴びた前田は「少しはチームの勝利に貢献できたと思う。世界一になれるように、任されたイニングをしっかり投げて貢献できるようにしたい」と、ワールドシリーズを見据えた。

 1988年以来の世界一がかかるワールドシリーズでも同様に、守護神ジャンセンへのつなぎ役を任される見込み。リーグ優勝決定シリーズのMVPはターナー内野手、テーラー外野手の2人に譲ったが、前田がワールドシリーズ優勝に貢献すれば、栄誉を手にする可能性もある。

 短期決戦のMVPは、シリーズの行方を左右する一発を放った野手や、勝ち星が付いた先発投手が選ばれる傾向にあるものの、リリーフ投手が受賞するケースもある。

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