ドジャースが29年ぶりにWS進出 マエケンは5戦連続無失点

公開日: 更新日:

 ドジャース前田健太(29)が抜群の安定感で1988年以来29年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献した。

 19日(日本時間20日)、カブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に登板し、1回を無安打無失点と好投した。

 大量8点リードの七回、2番手でマウンドに上がった前田。第4戦で特大の一発を放った5番コントレラスを151キロの直球で空振り三振に仕留めると、続くラッセルを変化球で中飛に打ち取る。最後は今季23本塁打のバイエズを見逃し三振。これで今ポストシーズンは7日の地区シリーズのダイヤモンドバックス戦から5戦連続無安打無失点。レギュラーシーズン終盤に先発から配置転換されながらも完璧な仕事ぶりでドジャース投手陣を支えてきた。

 試合はドジャースが相手の先発左腕キンターナを早々と攻略。初回、ベイリンジャーの適時二塁打で先制すると、6番ヘルナンデスの2打席連続本塁打などで、三回までに7点を奪う大量リード。四回にはフォーサイスの二塁打などで2点を奪ってリードを広げた。

 先発のエース左腕カーショーは6回を3安打1失点。今ポストシーズン2勝目をマークした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…