「他球団ならクビ」 ヤ軍は監督退任よりもGM解任が先決だ
田中将大(28)のボスがクビになった。
ヤンキースは26日(日本時間27日)、今季が4年契約の最終年だったジョー・ジラルディ監督(53)の退任を発表。表向きは契約満了だが、要するに解任である。
ジラルディ監督は08年からチームを率い、世界一1回、地区優勝3回。球団で歴代6位となる通算910勝(710敗)をマークした。リーグ優勝決定シリーズ敗退後、オーナーと来季の構想について会談したというキャッシュマンGMは「熟慮を重ねた結果、別の監督を探すことになった」と声明を発表した。
一部の地元メディアによれば、ここ数年は監督とGMの確執がささやかれていた。今季、ワールドシリーズ進出を逃したことでジラルディ監督と契約延長しない方針を決めたという。
次期監督候補には、レッドソックス監督を解任されたジョン・ファレル(55)、日本ハムやロイヤルズを指揮したトレイ・ヒルマン(54)らの名前が挙がっている。来季は新監督のもと、09年以来の世界一を目指すが、ヤンキースは監督の首をすげ替えるより先に、チームづくりの責任者であるキャッシュマンGMを解任すべきではないか。